ペーパードリップコーヒーのいれ方動画解説!必要な器具やコツもご紹介

監修  キーコーヒー コーヒー教室 シニアインストラクター
金井 育子(かない いくこ)

美味しいドリップコーヒーをいれてみたい。今までよりも少しこだわっていれたい。そんな方のために今回はプロ直伝のペーパードリップコーヒーのいれ方を解説します。またいれ方だけでなく、必要な器具やコツもご紹介。プロのアドバイスを参考に、ぜひ本格的なドリップコーヒーに挑戦してみてください。

動画で見るドリップコーヒーのいれ方

 
用意器具リスト
ドリッパー、サーバー
ペーパーフィルター
ケトル
コーヒー粉
軽量スプーン
タイマー
コーヒーカップ
ペーパードリップの手順一覧
Step.1 器具を温める
Step.2 カップを温める
Step.3 ドリッパーにペーパーフィルターをセットする
Step.4 コーヒー粉を量り、ドリッパーに入れる
Step.5 1回目のお湯を注ぐ
Step.6 蒸らす
Step.7 2回目のお湯を注ぐ
Step.8 3回目のお湯を注ぐ
Step.9 カップに注いでできあがり

ペーパードリップで用意する器具

ペーパードリップで用意する器具
1 ペーパーフィルター 抽出する際には、ドリッパーの形状に合った専用のペーパーフィルターを準備しましょう。 今回使用したペーパーフィルターは、キーコーヒーオリジナル円すい型ドリッパー専用のペーパーフィルターです。
ドリッパー、サーバー
2 ドリッパー、サーバー ドリッパーはコーヒーを濾すための器具です。 サーバーは、抽出したコーヒーを受けるために必要な器具で、メモリが付いているので、抽出量がわかります。 今回使用した2つのアイテムは、キーコーヒーオリジナルのドリッパーとサーバーです。
Noi クリスタルドリッパー
クリスタルドリッパー 耐熱性の高い円すい形構造のドリッパーです。ドリッパーの側面がダイヤカットと呼ばれる形状になっているため、抽出されたコーヒーがダイヤカットに沿ってジグザグとゆっくり流れ落ちます。そのため最適な抽出スピードがコントロールされ、どなたでも安定した抽出がしやすいという特徴があります。
KEY コーヒーサーバー 500ml(2~4人用)
コーヒーサーバー コーヒーの抽出液が撹拌しやすい丸みを帯びた形状のサーバーです。持ちやすさを考慮した大きめのハンドル部分で、カップやグラスに注ぎやすくなっています。耐熱ガラスのみで作られており、デザインも美しいサーバーです。
ケトル
3 ケトル(細口のドリップポット) お湯を注ぐためのケトルを準備します。中にはお湯(90℃~95℃)を準備します。 注ぎ口が細いポットやケトルなどのドリップコーヒー専用器具を使用することで、お湯を注ぐ量を細かくコントロールできます。
プKEY DOORS+ スペシャルブレンド
4 コーヒー粉 お好みのコーヒー粉を用意します。 酸味を楽しみたい方は浅煎り、苦みを楽しみたい方は深煎り。どちらの味わいも楽しみたい方には中煎り、普通煎りが向いています。 今回使用したコーヒー粉はキーコーヒーオリジナルのブレンドコーヒーです。
KEY DOORS+ スペシャルブレンド
プKEY DOORS+ スペシャルブレンド 酸味と苦味が絶妙に調和し合った深い味わいを楽しめます。口当りがソフトなので、どなたでも飲みやすいです。
計量スプーン
5 計量スプーン コーヒー粉を入れる際に使用するスプーンです。 今回は使用したものはコーヒー専用メジャースプーンですりきり10gが量れるものですが、10gが量れるものであればご家庭にあるもので代用可能です。
タイマー
6 タイマー 抽出時間を計るためのタイマーです。 ドリップコーヒーは時間を計ることで味わいが安定します。 今回のように円すい型のドリッパーを使用する場合、2分30秒~3分で抽出することで理想的でバランスの取れた味わいのコーヒーができます。
コーヒーカップ
7 コーヒーカップ コーヒーカップは事前にお湯を入れて温めておくと、コーヒーを注いでからも温度が下がりにくく、さらに美味しく飲むことが出来ます。

ペーパードリップのいれ方手順

器具を温める
1 器具を温める まず、使用する器具を温めます。 美味しいコーヒーをいれるためには、温度を下げない工夫をすることも大切です。器具を温める際には、サーバーの上にドリッパーを乗せ、その上からお湯を注いでください。 その後、ドリッパーを外し、お湯が入ったサーバーを軽くまわしと残ったお湯でサーバー全体を温めます。
2 カップを温める 先ほど器具を温めたお湯、もしくは事前にケトルやポットに用意しておいたお湯をカップに注ぎ温めます。 カップを温めることで、コーヒーを注いだ時に適切な温度が保てます。加えて、いれたての香りや風味を保つこともできます。
ペーパーフィルターをセット
3 ドリッパーにペーパーフィルターをセットする フィルターはドリッパーの形に合ったものを使うようにしてください。今回は円すい型のものを使用しますので、円すい型専用のペーパーフィルターを使用しています。
フィルターをセットする際のポイント
フィルターをセットする際のポイント フィルターのチャック部分を折り曲げることで、きれいにドリッパーにセットできます。セットするときは、ドリッパーに密着させるように取り付けてください。
コーヒー粉を量り、ドリッパーに入れる
4 コーヒー粉を量り、ドリッパーに入れる 計量スプーンを使い、いれたい杯数分のコーヒー粉をドリッパーに入れます。今回はすりきり1杯で10g量れるスプーンを使用しています。多めにすくったコーヒー粉を横に振ってスプーン内の粉を平面状にします。 また、コーヒー粉を入れ終わったら、お湯の通りが偏らないようにドリッパーを少し振って表面を平らにします。
分量について
分量は、1杯分=粉10g:出来上がり量120㏄です。 今回は3人分いれるので、スプーンで3回すくい、ドリッパーに入れます。出来上がり量はカップ3の目盛りまでいれますので120㏄(1杯分)×3(人分)となります。
1回目のお湯を注ぐ
5 1回目のお湯を注ぐ 注ぐ直前にタイマーをスタートさせます。 2分30秒~3分で行うとコーヒーの味がバランス良く抽出されると言われています。 1回目のお湯は「お湯を注ぐ」というよりも乾いたコーヒー粉に「お湯を染み込ませる」というイメージを持つことが大切です。
1回目のお湯の注ぎ方
内側から円を描くようにコーヒー粉にお湯を染み込ませます。ポイントはお湯を少しずつ、丁寧に注ぎ、染み込ませることです。コーヒー液がサーバーにポタポタと落ちてきたら、ドリッパーに注ぐお湯の量もポタポタと減らしていきます。外側に近づくにつれてコーヒー粉の量が少なくなっているので、それに合わせてお湯を注ぐ量も減らしていきましょう。イメージとしては、ケトルの先から水滴を落とすように、乾いた部分がなくなるよう外側に向かって注いでください。 この「ドリッパーにお湯を染み込ませる」という過程は、抽出時のコーヒーの味わいを決める大切な部分なので、丁寧に行ってください。
湯量や時間はお湯を注ぐ度に気にした方がいいの?
もちろん湯量や時間を気にするのはコーヒーの理想的な味わいを出すのに大事なポイントですが、最初はお湯の注ぎ方やお湯を注いだ後のコーヒー粉の様子を観察するところから始めましょう。お湯を注いだ直後、今回のコラムでご紹介するポイントのようにキラキラした泡がしっかり出ているかどうか、お湯を注ぐタイミングを見極めることが大切です。
蒸らす
6 蒸らす 1回目のお湯を注ぎ終わったら、20秒ほど蒸らしましょう。 表面にキラキラした泡が見えてきたらしっかりとお湯が浸透した印です。だんだんと泡が消えていき、ボソボソと穴が開いてきたら蒸らす過程が充分にできたことになります。
2回目のお湯を注ぐ
7 2回目のお湯を注ぐ 2回目のお湯はたっぷりと多めに注ぎます。最初にお湯を注ぐ位置を中心にしっかりと決め、ドリッパーの中心に500円玉程の大きさの円を繰り返し描くようなイメージで注いでいきます。 泡がフィルターの端まで広がったら、一旦お湯を止めます。 ドーム状に膨らんでいた泡が、だんだんとくぼんできます。この動きが止まる前に次のお湯を注ぎましょう。
美味しいドリップコーヒーをいれるコツ
泡がなくならないうちに次のお湯を注ぎます。理由としては、抽出が促されやすくなるためです。泡が残っていることでお湯の通り道が複数でき、ドリッパー内にまんべんなくお湯が染み渡るので、バランスの取れたコーヒーの味わいを出せます。 また、新たに泡を出すことは難しいので、泡が消えてしまう前に次のお湯を注ぐことを心がけましょう。
3回目のお湯を注ぐ
8 3回目のお湯を注ぐ 2回目にお湯を注いだ際のやり方を意識して、3回目も注ぎます。最初にお湯を注ぐ位置を決めて、ドリッパーの中心に500円玉の円をクルクルと描いていきましょう。表面に泡がまんべんなく広がったらお湯を止めます。 中心が膨らんで少しずつくぼんできます。この動きが止まってしまう前に次のお湯を注ぎましょう。 今回は3人分(360㏄)のコーヒーをいれるので、サーバーの3のメモリにコーヒー液が到達するまで、だいたい4~5回に分けてこの動作を繰り返します。
9 カップに注いでできあがり 人数分のコーヒーをいれ終わったら、タイマーを止めます。ドリッパーは、お湯が残っていてもメモリまでコーヒー液が到達していたら、サーバーから外してください。 最後にサーバーからカップにコーヒーを注いでできあがりです。
カップに注ぐ前に
抽出してすぐのコーヒー液は上下で濃度が異なるので、サーバーを軽く回して均等にさせましょう。もしくはスプーンで軽く混ぜるのも良いです。カップは温めるために入れておいたお湯を捨て、タオルなどで水気を拭き取りましょう。
お湯を注ぐタイミングが合っていたか確認するには
抽出し終わったドリッパーの表面に泡が残っているのが見えたら、お湯を注ぐタイミングが間違っていなかったことになります。

ペーパードリップのおいしいいれ方を知りたい方におすすめのセミナーはこちら

アイスコーヒーにしたい場合の抽出法

アイスコーヒーにしたい場合の抽出法

アイスコーヒーにしたい場合は、アイスコーヒー用のコーヒー豆・粉(深煎り・極深煎り)を準備します。お湯の注ぎ方はホットコーヒーの場合とほとんど一緒ですが、しっかりとした味を出すためによりゆっくりとこの動作をするのが大切です。

またいれた後に、たっぷりの氷で急冷を行います。急冷は香りを封じ込め、透明度のあるコーヒーを楽しむために重要な手順になるので素早く行う必要があります。 アイスコーヒーの美味しいいれ方について詳しくはこちら

【さらに美味しく】ドリップコーヒーをいれる5つのこだわりポイント・コツ

ドリップコーヒーをいれる5つのこだわりポイント・コツ

さらに美味しくドリップコーヒーを抽出するために、コツをご紹介します。より本格的な味にするこだわりポイントは5つ。詳しくみていきましょう。

抽出時間にこだわる

コーヒーの抽出は2分30秒~3分で行うとバランスの取れた味わいを出すことができると言われています。

抽出を早くやりすぎてしまうと、酸味の成分だけが溶け出してしまいます。また、抽出後、温度が高いうちは香り立ちも良いですが、温度が下がってくるとコーヒーの味が感じられなくなります。これは「抽出不足」と言い、なんだか物足りない、コーヒー感の弱い味わいになってしまいます。 また、時間をかけすぎてしまった場合、好ましくない苦みが出てしまい、口当りが悪くなってしまいます。このように苦みが強いと感じる時には3分を過ぎてしまったことや、他にもお湯を注ぐタイミングが合わなかったことなどの要因が考えられます。

お湯の温度にこだわる

お湯は約90℃~95℃前後が適温と言われています。この温度を守ることで、酸味、苦み、香りがバランス良く溶け出します。温度を見分けるポイントとしては、お湯が沸騰したのを確認したら、火元を一番弱くすること。湯の表面のボコボコと踊るのが落ち着くこと。この方法だと温度計がなくても判断がしやすいです。

ケトルやポットの注ぎ口からお湯が飛び跳ねてしまうのは97℃を超えているので、コーヒーを抽出する際にもイヤな雑味が非常に溶け出してしまいます。 また、温度が低く過ぎると香りが弱く、物足らない風味になってしまうので気を付けましょう。

使用する水にこだわる

水には軟水と硬水という種類があります。水単体で飲んでも味に違いが見られるので、どちらの水でコーヒーを抽出するかによっても風味が変わります。

日本で飲まれている水は弱軟水です。日常生活でも使われていて、飲みなれているという点でも日本でコーヒーをいれるなら軟水を使用するのが適しています。水分中の成分も少なく、コーヒーの成分が溶け出しやすいというメリットもあります。コーヒーそのものの味わいを楽しむことができます。 硬水にはミネラルやマグネシウムなどの成分が多く含まれているため、口当りとしては少々癖のある独特な味に感じられます。軟水とは違い様々な成分を含んだ硬水はコーヒーの味が溶け出しにくく、特に中煎りや普通煎りのコーヒーはしっかりとした味わいを感じられません。また、浅煎りのコーヒーだとほとんど味がわからないコーヒーになってしまいます。理由は、コーヒー抽出時にミネラルやマグネシウムがコーヒーの通り道を塞いでしまうためです。 硬水でコーヒーをいれたい場合には、深煎り豆を選ぶと比較的コーヒーの味わいが出ます。 硬水を使用する場合、お湯を沸かした後はポットに水垢や湯垢が付きやすいので注意が必要です。

水道水を使っても大丈夫?

実はコーヒーをいれる際には、水道水を使用するのが一番理想です。日本の水は弱軟水のため、舌馴染みも良く、コーヒーの成分も溶け出しやすいので香りを楽しむ飲み物ととても相性がいいです。 ですが、塩素が強い時期や水道管の劣化でサビ等の影響がある場合には、活性炭の入ったろ過装置を取り付けるとコーヒーの風味が一層楽しめますのでおすすめです。

フィルターの種類にこだわる

・ペーパーフィルター ・金属製 ・布製(ネル)

フィルターには上記のように主に3つ種類があります。それぞれのフィルターを使い分けていくだけでもコーヒーの風味は変化します。それぞれのフィルターの特徴を詳しくみていきましょう。

ペーパーフィルター

白いフィルターは酸素漂白が施されていて、茶色いフィルターは無漂白ものになります。どちらもコーヒー専用フィルターとして、処理されていますので、紙臭さ等はありません。お好みで選んでください。

ペーパーフィルターはにおいを吸収しやすく、湿気にも弱いので、保存する際にはチャック付きの袋や未使用のタッパー、陶器の入れ物に入れて保管することおすすめします。 ペーパーフィルターは使用するドリッパーの形状に合わせて使用します。今回はドリップコーヒーをいれる際、円すい型のものを使ったので、フィルターも円すい型のものを使用しました。 ドリッパーには台形型のものもあります。また、フィルターには文字での表記ではなくドリッパーの形が記載してあることもあるので、フィルター購入時には良く確認しましょう。

金属製

金属製のフィルターは、ペーパードリップに比べて目が粗いため、「コーヒーオイル(油分)」が抽出されます。

金属製のフィルターは、紙製のフィルターのように、油分が紙に吸収されないため、コーヒーの油分を楽しむことができます。また、ペーパーフィルターに比べて目が粗いので、微粉が一緒にドリップされます。風味としては、フレンチプレスを使ったコーヒー抽出法に似ています。 フレンチプレスとは?いれ方についてはこちら

布製(ネル)

布でのドリップ(ネルドリップ)はコーヒー抽出時に弾力のある布を使用することで、お湯を注いだ時にもコーヒー粉がうまく分散し、ストレスをかけずにいれられます。そのため、抽出効率が良く、丸みのある味わいになります。

ネルドリップとは?いれ方についてはこちら

ドリッパーの形状にこだわる

 
ドリッパー 抽出にかかる時間 特徴
円すい型 2分30秒~3分 ・スッキリとした味わい ・初心者の方でも比較的理想の味わいを出せる
台形型 3分 ・しっかりとした飲みごたえのある味わい ・お湯のコントロールが難しい

ドリッパーは大きく分けると円すい型と台形型の2種類に分かれます。使用する器具が変われば、お湯の注ぎ方にも違いが生まれるので、一概にどちらを選べば美味しいコーヒーをいれられるとは言えません。

もしも、好みの味わいが決まっているならば、ドリッパーを選ぶ際のヒントにはなります。例えば、スッキリとした味わいを楽しみたいなら円すい型のドリッパーを、しっかりと飲み応えのあるコーヒーがお好みなら台形型のドリッパーがおすすめです。それぞれ詳しくみていきましょう。
円すい型ドリッパー
円すい型ドリッパー 円すい型はある程度の高さがあるので、液体の抜けが早いです。そのため、少ない湯量でも浸透しやすく、蒸らしやすいのが特徴です。たとえ、1杯分しかコーヒーを入れなかったとしても湯だまりができず、過剰抽出になりにくい形状です。円すい型のドリッパーでコーヒーを抽出する際は、「お湯を入れる速度を一定にする」ことに集中すればバランスの取れた味わいを出すことが可能です。
台形型ドリッパー
台形型ドリッパー 台形型のドリッパーでは「ドリッパー内でお湯を対流させる」ために「中心でお湯を上下して、外側に向けてゆっくり一周する」注ぎ方をします。流速が、中心と外側で異なるため、お湯のコントロールが難しく、一定の湯量をキープしながら注ぐには、習得するのに練習が必要です。味わいは、コーヒー液が溜まりながらサーバーに落ちていくのでしっかりとした濃度のある風味を感じられます。円すい型のドリッパーに比べて理想に近い味わいを出すのは難しいのがネック。

他にもある!ドリップ方法の種類

他にもある!ドリップ方法の種類
・ネルドリップ ・サイフォン ・フレンチプレス ・クレバー ・エアロプレス

今回は一般的なペーパードリップを紹介しましたが、まだまだ抽出法には多くの種類があります。上記の表は主な抽出法をまとめたものです。

抽出法を変えれば気分も変わるもの。またドリップはコーヒーの味だけでなく、再現性にも深く関わります。今回のペーパードリップをしてみたら、また別のドリップにも挑戦してみてください。

さらに詳しくそれぞれの抽出法を知りたい方はこちらへ

より美味しく!本格ドリップコーヒーを楽しもう!

より美味しく!本格ドリップコーヒーを楽しもう!

ドリップコーヒーは、コーヒーと器具を揃えれば、どなたでもいれることができます。ドリップする際にはお湯の注ぎ方やタイミング、コーヒー粉の泡の出方などを観察することが大切です。それから、実際に自分で飲んでみて、いれ方を振り返ってみる。すると次にはコーヒーをいれるレベルが上がっているはずです。

ドリップコーヒーは、コーヒー豆、ドリッパー、フィルター、注ぎ方等をお好みで組み合わせることによって、あなただけのコーヒーができあがります。試行錯誤することで、コーヒーを「いれる」プロセスも楽しめるはずです。ぜひ、貴方だけの最高の1杯をドリップコーヒーでいれてみてください。

ドリップコーヒーにこだわってコーヒーをもっと楽しんでみましょう

ドリップコーヒーは、コーヒーと器具を揃えれば、どなたでもいれることができます。お湯の注ぎ方やタイミング、コーヒー粉の泡の出方など観察をすることが大切です。それから、実際に自分で飲んでみていれ方を振り返ってみる。次にコーヒーをいれる際にはまたレベルが上がっているはずです。 ドリップコーヒーは、コーヒー豆、ドリッパー、フィルター、注ぎ方等をお好みで組み合わせることによって、あなただけのコーヒーができあがります。試行錯誤することで、コーヒーを「いれる」プロセスも楽しめるはずです。ぜひ、貴方だけの最高の1杯をドリップコーヒーでいれてみてください。

抽出器具別 おいしいコーヒーのいれ方

抽出器具別のおいしいコーヒーのいれ方動画をまとめました。 毎日のコーヒーのいれ方のご参考にしてくださいね。 https://onlineshop.keycoffee.co.jp/shop/pages/video.aspx

記事監修

金井 育子(かない いくこ)

  • ・キーコーヒー コーヒー教室 シニアインストラクター
  • ・キーコーヒー コーヒースペシャリスト上級資格
  • ・J.C.Q.A(全日本コーヒー検定委員会)認定 コーヒーインストラクター1級
  • ・各種専門学校、カルチャースクールの非常勤講師
1985年入社、コーヒー教室配属。講習アシスタントとして、コーヒー業界のキャリアをスタートさせる。 1993年から、15年間にわたり首都圏の主婦を対象に行ったコーヒー教室の企画では、約300回開催、累計4,500名以上に講習を行った。 キーコーヒーが定期的に行っていた、喫茶開業者向けの講習は、1994年に講師として勤め、さらに99年からは調理製菓各専門学校の非常勤講師も担当している。 2008年にはコーヒーセミナーとして一般の方が受講できるようにカリキュラムを変更するなど、様々な方にコーヒーのおいしさと楽しみ方を、講習を通じて伝え、活躍の場は絶えない。