アイスコーヒーも、 断然インスタントよりレギュラーがおいしい。
リキッドコーヒーは、夏場に冷蔵庫に入れておいて飲みたいときに飲めるのが便利ですよね。でもスーパーでは種類が多いわりに、違いがわからず、価格で選んでいる人も多いのでは? せっかく飲むなら、おいしさで選んでほしいから、その際のコツをお教えします。最初にも紹介したように、レギュラーコーヒーかどうかは、おいしさに影響する大きなポイントです。つまり、インスタントコーヒーのようにコーヒーのエキスを抽出し、その後薄めてコーヒーにしたものか、それともレギュラーコーヒーのように、ドリップしてつくったコーヒーかどうかです。インスタントコーヒーの場合は、どうしてもコクや香りは弱くなってしまいますので、コーヒーのおいしさは圧倒的に後者に分があります。こだわり派の人は、かならずレギュラーコーヒーとしてドリップされた商品を選びましょう。パッケージを見れば、「レギュラーコーヒー使用」や「レギュラーコーヒー仕立て」という言葉が書かれているはずです。

すっきりした口当りに仕上げる白州の天然水。
そしてもうひとつ、アイスコーヒーの命運を左右するのが水。もちろんリキッドコーヒーの場合、各メーカーは水にこだわっているのですが、そのおいしさを見分けるポイントはミネラルバランスです。軟水か硬水かは、コーヒー好きの中でも意見が分かれるところですが、日本人になじみがあるのは軟水です。マイルドな口当りが豆の苦味を引き立たせ、すっきりとした味わいに仕上がるのが特徴です。このあたりは微妙な違いですが、ここまでこだわればコーヒー通を自負してもいいでしょう。おいしいリキッドコーヒーは、自宅の冷蔵庫に入れておくと、急な来客に対してもさっとおもてなしができるため、夏にはとっても便利です。
