気軽に写真映えのする一枚という理由で、チョコレートやケーキ、ドーナツ、パフェなど...

お店じゃない!おうちで撮れる抜群におしゃれなフォトジェニックコーヒー

気軽に写真映えのする一枚という理由で、チョコレートやケーキ、ドーナツ、パフェなどのスウィーツ、そしてカフェでのコーヒーなどが人気です。そしてせっかくインスタグラムやフェイスブックなどのSNSにアップするなら、少しでもかわいいおしゃれな写真を撮りたいですよね? そこで今回はプロのフォトグラファーの若井さんに、抜群の1枚が撮れる10の基本技とコツを聞きました。これさえおさえておけばインスタ映え間違いなし! まるでお店で撮ったような一枚になるコーヒー写真のポイントをチェックしてみましょう。

若井寛(KAN WAKAI)

1978年栃木県生まれ。撮影プロダクション勤務後、2009年に「VISIONARY VANGUARD」設立。2009年度 雑誌広告賞銀賞(食品部門) 2008年度 信濃電通賞(おぎのや)など。

こんにちは。今回はおしゃれにコーヒーを撮るということで、写真共有アプリのインスタグラムを想定した、ポイントを紹介します。難しいことはほとんどありませんし、これさえ知っておけばかわいい雰囲気のある写真になること間違いなし! 今日から使えるポイントばかりですので、ぜひチェックしてみてください!

“いい感じ”の1枚が撮れる
10の基本技とコツ

写真の基本といえばまずはシンプルに光。これだけでだいたいの雰囲気はつくれます。もちろんライトは必要ないので、窓際などの自然光を探してください。柔らかい光はまるでカフェで提供されるコーヒーのように、おいしくコーヒーを映えさせます。コーヒーが「黒色」ではなく、「琥珀色」であることに気がつくと思いますから。ドリンクはプロのカメラマンでもおいしさを表現するのが難しいと言われている写真なのです。ただし直射日光だと光が強すぎるため、おしゃれさを演出するためにも間接光を利用することが雰囲気を出すコツです。

“いい感じ”の1枚が撮れる<br />10の基本技とコツ

その2 観葉植物をちょい見せ

主役を引き立たせるチェックポイントは、おしゃれな名脇役あってこそ。たとえばコーヒーを主役にするなら、観葉植物などを画面の端に“ちょい見せ”してください。雰囲気の良さを感じさせてくれます。そのほか、コンビニで買えるチョコレートやドーナツ、ランチョンマットやちょっとした小物でもgood! カラフルさを意識することもインスタ映えするポイントです。

その2 観葉植物をちょい見せ

その3 湯気でぬっくり温度感♪

コーヒーから立ちのぼる湯気を上手にとらえれば冬映えフォトに。専門用語では「シズル」と言いますが、要するに雰囲気を出して抜群の世界観をつくること。ちょっとテクニックが必要ですが、背景を濃い色にしておくとカフェっぽさが出て、白い湯気も見えやすくなります。こちらはちょっと上級者向けのテクニックですが、おしゃれでインスタ映えする一枚を撮るためには挑戦したいポイントです。

その3 湯気でぬっくり温度感♪

その4 ボカしておけばなんとかなる!

なんてことのない写真も、背景をボカしておけば雰囲気のいい感じに! のっぺり写真は、遠近感がなく印象にも残りにくく、SNS上での「いいね」ももらいにくいのが実情…。見る人にとっても、どこに注目すればよいのかわかりません。「あれもこれも見せたい! かっこいいもおしゃれもかわいいも!」と欲張らないこと。

その4 ボカしておけばなんとかなる!

その5 ズラしで奥行きマジック

レイアウトの基本を知っておけば、おしゃれな雰囲気を感じさせてくれる写真もカンタン。たとえばコーヒーとチョコレートなど、複数の被写体があるときにすべてを主役にしてはいけないというのは、シンプルな法則のひとつです。主役をコーヒー、脇役をチョコレートやドーナツ、もしくはケトルなどとするなら、そのときの配置は一直線にならないように。あえてずらしてシンプルさを回避することで、写真映えする奥行きが生まれます。じつはカフェのメニュー表や食べログなどのサイト上で魅力が伝わる写真には、そんな雰囲気ポイントが隠れているのです。

その5 ズラしで奥行きマジック

その6 逆に真上からもアリ!

さきほどは奥行きをつけることをオススメしましたが、あえて平面的に撮るというのも今時のかわいいを演出するテクニックのひとつ。とくに被写体がカラフルでかわいいスウィーツといっしょにコーヒーを撮るときなどには抜群の効果を発揮します。真上から撮ればなんとなくアートな雰囲気になりますし、まるでグルメ雑誌や人気カフェのワンシーンかと見間違えるような一枚に仕上がっちゃいます。インスタ映えの基本テクのひとつです!

その6 逆に真上からもアリ!

その7 残念レイアウトに要注意

さて、下の写真はどちらに雰囲気の良さを感じますか? こたえは右の写真。あえて写真に空白をつくることで主役を際立たせ、映える一枚を演出します。被写体がおしゃれでも、レイアウトが残念だと、それは雰囲気のない残念な写真になってしまいます。あなたのセンスを疑われるなんてことにならないように要注意。

その7 残念レイアウトに要注意

その8 写ってはいけないモノが…

引き算でシンプルな一枚をつくりましょう。たとえばテーブルの上に残ったままのゴミやストローの袋などは、世界観を壊してしまいげんなり…。せっかくおしゃれな小物や写真映えするカップを使っていても、写真を見てくれるあなたのお客様(お友だち)はいい反応をしてくれません。“写ってはいけないモノ”が写真に写らないように。ツメが甘いと意外と目につくもの。おしゃれ好きで感度の高いお友だちにはも気付かれちゃいますよ笑

その8 写ってはいけないモノが…

その9 仕上げは「XproⅡ」でいい感じ

仕上げの雰囲気づくりはフィルターで。インスタにはかわいいやおしゃれを演出できるさまざま機能がありますが、写真の加工にこだわりすぎるのも面倒ですよね。そこでシンプルにおすすめしたいのが「XpoⅡ」というフィルター。適度なコントラストが、プロっぽく、カフェっぽく、SNS映えする雰囲気を高めてくれます。このフィルターは私もプライベートでよく使いますし、抜群の雰囲気をつくってくれますから。

その9 仕上げは「XproⅡ」でいい感じ

その10 場を活かせばさらに高得点

カフェなどのお店ではなく、おうちで撮影する場合は、壁やインテリアを。カフェなどのお店で撮る場合は、空間自体のオシャレさやかわいい雰囲気を使うのもシンプルな作戦です。インスタ映えするような雰囲気づくりのコツを日常から意識しておくことで、写真のバリエーションも広がりますし、お店で撮ったようなクオリティを感じさせることができるかも!

その10 場を活かせばさらに高得点

コーヒーやカフェでのインスタ映えする写真づくりは、シンプルで身近なテーマです。カラフルさやかわいさ、おしゃれさをアピールしやすい、いわゆるフォトジェニックな写真を撮りやすいシーンと言えるでしょう。今回はコーヒーそのものを被写体にする場合を想定しましたが、じつはドリップする過程自体も雰囲気のある写真になりますし、コーヒーに興味を持った方は、すこしずつ世界を広げて、おしゃれでかわいい写真づくりに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。ぜひみなさん、今回ご紹介したポイントをチェックしてもらって、SNS映えする一枚を目指してください。

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